第5話

『なに、なに、なに、何〜!?一体、私の目の前で何が起こってるの〜!?』


この二次元な世界を信じろと…!?


私が狼狽えていると、目の前に居る彼女ショコラッティーが、そっとお菓子と紅茶を出してくれた。


「愛羅は、表情が次から次へと変わって面白いわ…」


彼女はポットを置き、静かに話し始めた。


「私がここに居るのはね、愛羅が美味しくチョコレートスイーツを食べてくれたから…」


「私が…?」


「どんな事があっても、幸せそうにチョコレートを食べてくれるあなたを見ていたら…直接会いたくなっちゃって、異世界スイーツタウンから会いに来ちゃった…♡」



「私、愛羅の事が好き…」


『えぇ〜っ!?』


私、白井 愛羅。


突然、チョコレートケーキの化身、ショコラッティーに告白されました…。


私、どうなっちゃうの〜!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る