灯台へレーザー点けにゆく人の夜のかたすみに萌むわたくし






 灯台へとレーザーの実験に通っていた人がおりました。

 私は虚構を言語化するのが苦手なので短歌は何かしら体験が出発のベースにはあるのですが。人と話すと私の体験は、昭和の天然茶髪のようなものと痛感します。地毛だから自然とは限らず黒くカラーした「虚構」の方が人の目に馴染むことは珍しくないのですよね。

 今回も私にとっては現実ながら、作り事っぽい気がします。どうしたらそこに血が通うのでしょう。目線的には決定的にフィクションとして作りましたので、ある程度は作り事で良いのですが、程良くとは難しいものです。


<灯台へレーザーけにゆく人ののかたすみにめぐむわたくし>

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