第17話

そのお姉さんの回り込んだ先は切符売り場。しゃがみ込むどころか、いきなり右足を頭上まで振り上げ、すわ、券売機に「かかと落とし」をお見舞いか・・。




　どうやら券売機は無事だったようだ。その代わりにお姉さんの右足は高さ1Ｍ弱の券売機が置かれている台にどっかりと着地、やおら靴の紐を結び始めた。普通やらんよね、娘さんが行儀わりぃ。普通なの？。まあいいけど。


　今度は踏んでやろう。2001.8.3

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る