第6話
しかし考える内に、別段他の部品を取り付けなくても、つり革自体が輪になっていれば良いわけだから、つまりそういう事だったのだろうかと想像する。使い込むと手に食い込みそうだけど。
話はかわって満員電車、正確にはすし詰めではなく、それよりやや余裕のある場合ということになるのだが、つり革を確保できないと非常に辛い。揺られると自分はすぐにずっこけてしまうのだ(どんくさいぞ!)。すし詰めなら他人様によっかかってしまえば済むのだが、そうでない場合、周りの人にぶつかったり、足を踏みそうになったり、気の小さい自分としてはとても冷や汗ものなのだ。
もっとも、ずっこけるのはどの電車でもという訳ではなく、「ある路線」の場合であることが多い。(つづく→)
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