神無月・水無月・宇奈月温泉・ハナモゲラ?

夢美瑠瑠

第1話



 世の中には、色んな”文学”?があって、普通は正統的な文藝とはみなしにくい、形式とかその他、奇天烈な、新奇な?だから変異種、偏った、マージナルな類の文芸作品も多い。


 そう詳しいわけでもないですが?奇抜なものにも多少の造詣はある?感じでもある。


 活字の文化は、グーテンベルク以来たぶん世界中で栄えていて、百花繚乱の体をなした挙句というか、寧ろ爛熟頽廃堕落して、そういう世紀末やデカダンとかいうのもあったらしい?けど、そういうのも無知です。


 大正ロマンというのも、イメージはあって、江戸川乱歩とかが典型的らしいけど、例えば「帝都物語」が流行った時もあまり、具体的には映画も観ませんでした。


 「無知」にはまあきりがなくて?無知というコンプレックスはなかなかぬぐいようがなくて、立花隆さんが、”リアル知の巨人”が、晩年近くに「読書を重ねて、やっとある境地、知の高処たかみに達したという”手ごたえ”を得た」みたいな感想を書いておられたが、そういう無類の勉強家、読書家でも、よほどの修練というか努力の末にしかそういう述懐はできなかった…


 で、まだボクも”練習途上人”を、日ごろ自称してて、今のつらい状態を脱して、学習曲線のグラフみたいに?しばらく停滞した後に飛躍的に進歩、と、そういうプロセスで、大化け、延伸を持続的に目指していきたいと思います。


 閑話休題。


 だから、自分がやりたいことの方向性も曖昧で、自分の、ソクラテスは「汝自身を知れ」と言ったらしいですが、自分というものの適性や個性についてもだいたい認識が中途半端。人並みの思想や考え方も形成けいせいできていない。そのせいで著しい形勢けいせい不利。傾城けいせいにも無縁w どころか実態は、仕事も家庭も喪失させられて亡命者状態?


 もともとは、なんとない小説家志望のヒトやったが、人生航路の途中に重大な蹉跌空白が生じて、まあそれはともかく、なんとなく結局、今も小説とか書いていますが?それにも毀誉褒貶あったり?よほど社会と折り合いが悪くなる運命かと思います。


 

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