タイトル[あらゆることはテンプレである、意表をそう簡単につくことはできない]
絶望を超越するもの
タイトル[あらゆることはテンプレである、意表をそう簡単につくことはできない]
俺たち2人の男はいつものように
学校の空き部屋で昼飯を食いながら話をしていた。
「天使をぐうたらに悪魔を真面目にキャラ付けしても
意表は付けない、それは古代からあるキャラ付けに過ぎないから」
「突然どうした?」
「あらゆることはテンプレであると思っているんですよ私は」
「そうなのか」
「そうなんですよ」
「それでこの私がテンプレだと思うものを言うので
テンプレじゃないと思ったら突っ込んでください」
「突然言ったのは何だったの?」
「それじゃあ始めますね?
男装イケメン女子の趣味がぬいぐるみとスイーツ」
「テンプレ」
「男装イケメン女子が巨乳」
「テンプレ」
「いけなーい遅刻遅刻」
「テンプレ」
「俺が殺すまでもないって言って見逃す」
「テンプレ」
「世界征服を企む悪の組織と戦うヒーロー」
「テンプレ」
「とほほ〜〇〇はもうコリゴリだよ」
「テンプレ」
「世界とヒロインをどっちか選ばされる」
「テンプレ」
「主人公と対戦して計算が狂いだすデータキャラ」
「テンプレ」
「あいつは四天王で最弱」
「テンプレ」
「ほのぼのした魔法少女と見せかけて残酷な世界観」
「テンプレ」
「勇者が蛆虫で魔王が実はいい奴」
「テンプレ」
「いい人オーク」
「テンプレ」
「怪物が元人間」
「テンプレ」
「魔王を倒した勇者のその後が悲惨」
「テンプレ」
「民衆に非難されるヒーロー」
「テンプレ」
「桃太郎こそが実は鬼畜な略奪者」
「テンプレ」
「死んで座布団に転生して世界を七つ滅ぼして八つの世界を救う」
「テンプレじゃない」
「えっ?」
タイトル[あらゆることはテンプレである、意表をそう簡単につくことはできない] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252
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