第23話 いとこの家
200mほど離れたところにいとこの家があった
うちは女系家系なので、もちろん女の子
私よりひとつ上とひとつ下の年の姉妹だったので仲が良かった
おばさんは、細く、色白で美人だった
そして優しかった
おじさんも背が高くがっちりとした優しい人だった
うちの家庭とは明らかに違うと感じていた
その日は、午前中にうちの親の用事でひとりおつかいに行っていた
ほぼ同じ年の女の子3人集まったので時間を忘れて盛り上がってしまった
お昼になり、おばさんがご飯食べていきなよ~と用意してくれた
私はせっかく用意してくれたのと、この温かい家庭の雰囲気が心地よく
お昼ご飯をいただいてから家に戻った
帰るなり
『バシーン!』と耳がボヨーンとするビンタをくらった
『何時間いるの!なんで人の家でご飯を食べるの!!』
『え、おばさんが食べていきなさい、といったからだよ』といった
『うちがろくにご飯を与えてないみたいじゃないの!』と母がさらに激怒
そんなつもりではなかったが、母はそう捉えたのだろう
私がいけなかったのか
なんでこんな家に生まれてしまったのだろう
いとこの家の子供になりたかった
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