第104話
そろそろ本当のことを教えてあげようかな、、なんて思い始めたころ、、
凪砂は再びそばにあるイスに座ると、ギュッと私の手を握る。
「──実はまだ俺はお前と…アイツらにずっと黙ってる嘘が一つ残ってる」
まだ洋平たちにも話していない嘘が残ってるって・・・一体なんの話だろう?
実は海上保安官じゃないとかっ?!
本当は結婚してたとかっ?!
まさか、他に彼女が出来たとか?!
嫌な方向に考えが向き始めた時、、
「俺と優香は、本当は付き合ってなかった」
──ツキアッテナカッタ
付き合って、いなかった、、?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます