第39話

【おう!萩花っ・・・お前どういうことだよ、さっきのあれ・・・凪砂に会いたくねぇの?お前ずっと会いたがってたじゃん】






ーー・・・やっぱり、、







洋平は自分が納得出来ない様なことは、とことん追求して突き止めるタイプの人間だ。だから何となく突っ込まれるのではないかとヒヤヒヤしていた。







【凪砂が来るなんてマジでレアだって思わねぇ?お前全然凪砂に会えてねぇんだろ?】





『本当に・・・仕事なのっ、、今年も凪砂は来ないと思ってたし、優香のお墓参りは前日一人で行こうと思ってた。だからっ、、』





【あぁ〜・・・お前さ、まさかまだ俺たちにバレてねぇとか思ってる?】







突然の洋平の切り返しに、思わず言葉が詰まる








【 お前と凪砂が付き合ってることなんて、俺たち二年前から知ってるけど。 】







洋平のそう言われて、一瞬息をするのを忘れた。






ーー・・・今なんて言った?






私たちが付き合っていたのを、知っていた?

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