第39話
【おう!萩花っ・・・お前どういうことだよ、さっきのあれ・・・凪砂に会いたくねぇの?お前ずっと会いたがってたじゃん】
ーー・・・やっぱり、、
洋平は自分が納得出来ない様なことは、とことん追求して突き止めるタイプの人間だ。だから何となく突っ込まれるのではないかとヒヤヒヤしていた。
【凪砂が来るなんてマジでレアだって思わねぇ?お前全然凪砂に会えてねぇんだろ?】
『本当に・・・仕事なのっ、、今年も凪砂は来ないと思ってたし、優香のお墓参りは前日一人で行こうと思ってた。だからっ、、』
【あぁ〜・・・お前さ、まさかまだ俺たちにバレてねぇとか思ってる?】
突然の洋平の切り返しに、思わず言葉が詰まる
【 お前と凪砂が付き合ってることなんて、俺たち二年前から知ってるけど。 】
洋平のそう言われて、一瞬息をするのを忘れた。
ーー・・・今なんて言った?
私たちが付き合っていたのを、知っていた?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます