第35話
高校からの同級生、、凪砂の友人であり、私と優香とも仲が良かった、、
優香の亡くなった命日に、高校の時に仲の良かったメンバーで集まってお墓参りをし、その帰りに私の家で宅飲みをする、、っというのがここ近年のお馴染みのコースになっていた。
お馴染みと言っても、それに凪砂が参加したことは一度もなかった。毎回こうして洋平が集合のメッセージをくれるのだが、凪砂からの返事はなく、いつも凪砂抜きのメンバーで優香の命日を過ごしていた。
きっと凪砂は、自分一人で優香と向き合いたいのだろうっと、声には出さないが皆がそう思っていたと思う。
──だから心底驚いた
【 今年は参加する。つか、萩花んちって何?お前らいつも萩花んちで集まってんの? 】
参加表明をして、私の名前を連呼する人物、、一度も集まりに参加した事がない凪砂が、今年に限って来ると言い出したのだ。
驚いて返信することも出来ずにボーッと画面を眺めているのはどうやら私だけだったらしく、、
言い出しっぺの洋平を筆頭に、他のメンバーである
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