知らなかったアイツ。
第2話
午後10時ジャスト、、
「「「お疲れ様でしたぁ〜」」」
駅前のコンビニでのバイト終了。
柏木 紗綾(かしわぎ さあや)
っと書かれた自身の名札を指定の場所に置き、更衣室に向かう
「っね、紗綾〜!この後、ひま〜?実はさ、梨乃の超可愛い友達が、その彼氏のとこ行くの…ついていかないとダメなんだけどさぁ〜…ちょーっと、物騒な連中でさ、、えぇーっと…その…ついてきてくれないかな、、?お願いっ!」
っと、手を合わせてに頼み込んでくるのは、バイト先で出会った、近くの高校に通う同い年のギャル
ーーー…佐久間 梨乃
『…っは?嫌だよ…だいたい、何でその可愛い友達は1人で彼氏のところに行けないわけ?』
「いや、その彼氏って梨乃の幼なじみなんだけど…そいつが超絶、頭悪い不良でさ!そんなバカ達が集う場所に、1人で行かせるのはちょっと、、、」
あたしの知らない人間関係のために、あたしの時間を割く必要なんて……ない。
『うん、ごめん。断る』
バタンッっとロッカーを閉めて、梨乃に背を向けた
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