詩 虹の柱

仲仁へび(旧:離久)

詩 虹の柱



「一つの色、ただ一人」


「きっとそれだけで成せないことがあるから」


 豊かな色を織り交ぜて

 歴史を紡ぐ 人の想い

 堪えぬ命を 未来へ向けて

 つなぐ手の輪を 記しておこう


 一つの色ではたどり着けない

 二つの色ではおぼつかない

 三つの色では立つのがやっと

 四つの色で歩き出す

 五つの色で前を向ける

 六つの色で語る余裕を

 七つの色でようやく進める


 私たちの輪は そうあるべきだ


「行きたい向こうがあるのなら」


「私たちという色を束ねて」


「虹の架け橋を作ろうか」


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詩 虹の柱 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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