第41話



気づけば私の上半身が下着姿になっていた。




『んっ...んっ......』



龍也が私の肌に口付けしていく。


ゆっくり肌を這う指に

恥ずかしくて

なんだかもどかしくて声が漏れる。


ブラのホックが外され胸が露わになる。



(あっ...やぁっ...)



ブラが外された事によって

顔に熱が集中して更に恥ずかしくなり

龍也の顔が見れない。



(りな、見せて。)



普段はりなさんなのに

不意に呼び捨てで呼ばれびっくりした。


途端に胸を隠してしまった私は

龍也の声によって顔を逸らしながら

腕を下ろし胸を露わにする。


龍也の少しの沈黙に

やっぱり小さいって思われたかな

嫌いになったかな

する気なくなったのかな

いろいろな思考が脳内で駆け巡り

不安になって私らしくなくなってく。












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