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学校が終わり、家に帰って準備をした。
ポニーテールのまま髪を巻いて、ナチュラルメイクして、イヤリングとネックレスをつけた。
いつもはアクセサリーとかつけないけど、今日の人は毎回オシャレな高いお店に行くのでつけるようにしてる。
服もワンピースに、低めのピンヒール。
今日は…
うん。白色のノースリーブのワンピースにしよ。
用意が終わり、私は待ち合わせの場所に向かった。
「あ、鈴ちゃん」
待ち合わせ場所には、先に相手の人が来ていた。
「ごめんなさい。遅くなってしまって」
「いいんだよ。さ、行こうか」
繁華街にある、予約制のお寿司屋さんに行った。
カウンターのみで、10席しかないこのお店。
私たち以外にも、3組ほどいた。
多分出勤前の、同伴だろう。
「好きな物頼んでいいからね」
「ありがとうございます」
どれも美味しいものばかり。
他愛のない話をしながら食べた。
「ご馳走様でした」
「いやいや。それより鈴ちゃん。この後もう1件行かない?」
きたきた。
「すいません。明日も学校なので」
「遅くなったらホテル泊まったらいいし」
いや、ホテル泊まらす気満々ですよね?
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