第5話

「ありがとうございます、今後もよろしくお願い致します」



取引先との契約の打ち合わせが上手くいって、深々とお辞儀をする



よかった、準備した甲斐があったな……




会社への帰り道、携帯を見ると愛未からラインが来ていた




桐島 愛未(きりしま まなみ)



ルームシェアをしている同期



去年までは本社勤務だったけど、春から支社の総務課で働いている




”今日夜飲んで帰ろう?”



最近仕事ばっかりだったし、久しぶりに飲もうかな……




”オッケー!駅で待ってるね”



私は愛未へのラインを返して会社へ戻った

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る