彼女のフリの始まり
第20話
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「えれな、おはよう」
次の日の朝、早速翔汰が家に迎えに来た
「翔汰くんおはよう、こういうの懐かしいわね〜」
「またえれなと仲良くしてあげてね」
お母さんは鈍感だから気付かなそうで良かった
私は急いで支度をする
「おい、遅いぞ」
翔汰は容赦なく私のことを急かしてくる
「翔汰が早いんだって」
ちゃんと髪をアイロンで整えないと気が済まない
「もう良いだろ」
そう言って私を無理矢理連れ出そうとする翔汰
「ちょっと、やめてよ〜」
私は何とか支度を終えて翔汰と家を出た
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