第26話

「美礼、超綺麗!!空牙も似合うね!」


結婚式、控室。


美礼と空牙は幸せそうに微笑みあっていた。


「なんか、ラブラブを見せつけられてるよ~!ね!ハル!」

「えっ…あ。うん。」


なんだかここ最近、ハルがぼーっとしている気がする。

特に今日は何を話しても上の空って感じ。



そこから美礼と空牙の結婚式は順調に進んだ。

誓いのキスに指輪の交換。ブーケトス。

その全部がキラキラしてて幸せそうだった。


ほとんど全てが終わり披露宴に移ろうとしたとき、ハルに廊下に呼ばれた。


「ハル?どうかしたの?」

「ちょっと来てくれるか?」


わたしの質問なんて聞こえなかったかのようなハルに連れられて会場をでた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る