第37話
「そうか、
紅亜、おまえ俺に見惚れてただろ?」
ドキンと胸が鳴る。
「…か、勘違いもいいとこよ!」
満足気に笑う志弐。
「フッ…相変わらず可愛いな」
志弐に腕を引っ張られ、
連れていかれる。
「ど、どこいくの?」
「内緒」
キャー!ギャー!と
悲鳴に近い歓声が上がっている。
また女子にやっかみ言われるかな、
そんな不安が頭をよぎった。
黒塗りの車まで連れていかれ、
志弐が隣に乗った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます