第3話

たしかにママは若い。


ハタチで私を産んだから、37歳。


ちなみに私は高校2年生。


平凡な女の子。


「志弐なんていつでも見れるじゃん」


「テレビで見る志弐くんは特別よ!」


コーヒーを片手にテレビを観ているママ。


もう、なんか私とママの中身、


絶対交換した方がいいと思う。


ママの方が高校生に見えてきたよ…。


用意されていた朝ごはんを食べ、


制服に着替える。


あとちょっとメイクもしていく。

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