不幸 ( 千歳side)
第29話
昔 、ある国のロックバンドの曲で
「 素敵じゃないか 」
というタイトルがあった 。
両親は2人共、この曲が好きで、
ドライブに行くと必ず口ずさんでいた。
「 Wouldn't it be nice if we could wake up
In the morning when the day is new
目を覚ました時に素敵だよね?
朝には新しい日がやってくるんだから 」
この歌詞の様に 、
わたしには目を覚ましたら現実が待っている。
目を逸らしてはいけない現実が 。
出勤時間が終わると 、
真っ直ぐに家へ帰る 。
幸いにも、
家は引き払われなかったので、
今も4人で暮らしていた一軒家に住んでいる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます