第21話

気づかねぇ?

千歳に惚れた?


まぁ、たしかにすぐ会いたくなって、

笑顔を見ると、幸せになって、


「だから!それを惚れてるっていうんです!

( なんだよ、若は中坊なのか!?) 」


「あ?だれが中坊じゃ、ゴラァ」


「ひぃぃぃ、!すいません、」


朔夜は、そう言って叫ぶ 。


「とにかく!!

結婚なんて早すぎます!!」


結婚に早いも遅いもねぇだろ、


「なに揉めてるのよ、」


「「「「姐さん!!ご苦労様です!!」」」


チッ、一番うるせぇ奴がきた。


朔夜が事情を説明する。


「え!!??

海歟が??あの天地魔人の海歟が??」


「おい、ふざけんな、」


「やだわぁー、

んもう、!自分の息子ながら情けないわ!」


お袋、鳴き真似してんじゃねぇ。


「うるせぇな、」


「順番が違うじゃない!!

まず、優しく口説いてー、」


あぁ、聞いてると10年かかりそうだ。

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