俳句まとめ 2024 九月

石塊

九月の俳句まとめ

ここまで一句にエッセイを添えて投稿してきましたが、句作の背景を詳らかに書くことに抵抗もあり...ということで、これまでのシリーズは卒業します!


やはり俳句たるもの、一句に全てを込めて伝えようという姿勢、想像で読み解く楽しみが大切です。


これからは一句入魂、原点に立ち返って向き合っていきます。





ラジオの音澄むや月夜も澄みきれり


月下美人咲いて無言の時長し


盃に走り駒ある冷酒かな


見えぬ眼の涙熱からむパリの秋


オンラインの皆んな独りや燕帰す


町内会長朗らかにして柿色む


名月や今宵等圧線広し


素粒子を捉えてしんと芒かな


前肢よりちよんと来る猫肌寒し


閉店の曲シンデレラ星月夜


莫迦ばかり言つて鶏頭つつきおり


秋卒業拭かぬ涙の潔し


高層ビル寿命百年菊の花


秋の雨永田町にも地雷系


秋風や総裁選の熱一点


三人が無口で虫がおしゃべりで

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俳句まとめ 2024 九月 石塊 @takagisekikai

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