鶴の恩返し🐦その5

🐦気になるお爺さん


爺:「やはり気になるから覗いてみよう」

つう:「きゃあぁぁぁっ!」

爺:「こりゃいかん!バレてしまったぞい」

婆:「いや、ふすまの穴から顔出してどうすんだ」


🐦覗いてみると?


爺:「なんと!つるはたを織ってるぞい!?」

つう:「私の正体を知られてしまいましたね」

爺:「なんと!喋る鶴とは珍しいぞい!」

つう:「だから私だって!気付けよ!」


🐦つうの正体


爺:「そうか。お前はあの時逃した鶴か」

つう:「助けて頂いた恩返しに来たのです」

爺:「おお!鶏鍋にして食わんで良かった」

つう:「………」


🐦お別れ


つう:「これはお世話になったお礼です」

爺:「おお!なんと見事な横縞の布じゃ!」

つう:「ガンビアのものです」

爺:「だから、国旗以外にして。お願い!」

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