第7話

ぶわっ!

落ちてきた塊の風圧で降り積もった花びらが舞い上がる。

黒い塊はゴロゴロと地面を転がり、5メートル程先でピタリと止まった。


大きく息を吸い込みこくりと唾を飲み込んだ。


私の頭に浮かんだのは『立ち入り禁止』の文字。

もしもが私の頭上に落ちてきてたら今頃大怪我をしてる。最悪死んでたかもしれない。

80キロは有りそうなを見て恐怖に体が震えた。

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