第76話
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教室に、1人になった。
章弘は補習だ。
ものすごく嫌そうに、そして俺を心配そうにしながらこの教室を出て行った。
もう帰ってもよさそうな感じだったのだが、やはり帰る気にはならなかった。
そんな無駄な時間をぼんやりと過ごしているうちに、19時半になる。
帰らなければ、ならない。
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