第6話
「2人で話そう」
そう言った君は、車をどうやら家の前に停めていたらしい。
「クリスマス前に、告白するつもりだったんだ。だけど不安にさせたよね、ごめんね。」
泣きながら
「貴方がいない人生は分からない」
と言ったのを今でも覚えている。
困った顔で笑う君が
どうしても愛おしかった。
離したくなかった。
運命なんてあったら
この人をどうか
悪い方へ導かないで、と。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます