『僕の大切な友達へ。』

第6話


僕の大切な友達が・・・


僕の為に、消えてしまった・・・


もう、遊べないね?



泣いても、泣いても仕方ない・・・



だから大切な友達だから


手紙を書くよ?


『大切な友達』だから・・・



いつも一緒に走ったね?



雨でも平気で、一緒に走ったね?


僕が雨に濡れて、あったかくいても


寒さに耐えて、いつも一緒だった。



別れなんてない。そう思っていた・・・



それは僕だけだった・・・


いつも一緒に居たから


ずっと。だと僕は思い込んでいた・・・



友達は、消えてしまうだなんて思わなかった・・・



いつも、どんな時も一緒で


僕が泣いても、癒してくれた・・・


そんな大切な存在が、消えてしまう・・・



今の僕にはまだ、受け止められない・・・



だけどね?また会えるよね?


また、会えるよね?


僕をひとりぼっちにはしないよね?



遙か虹の彼方に・・・


僕から、去ってしまったけれど・・・


『ずっと、忘れないよ?また会おうね?』



大切な約束・・・



また、会えます様に。と


静かに零れた涙に


『また会えるよ!』と




また一緒に居ると約束をしてくれて、ありがとう・・・

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