レンタルビデオ

第1話 レンタルビデオ

大輔「今日も寄って帰るか。」

ビデオ店員A「いらっしゃいませー！」

(うわぁ、女の子の店員かぁ、エッチなDVD借りにくいなぁー、でももうそう言う気分やしなぁー。どうしよかなぁー...)

ビデオ店員A「1週間のレンタルですね！ありがとうございます！」

(そんなキラキラした感じで言うなやぁ、ほんま恥ずかしいわぁ。)

ビデオ店員A「ありがとうございましたー！」

大輔「はぁ、なんかDVD見る気も失せてきたわ。なんかライトな感じの俺の趣味じゃないやつ借りてもたし。今日はチャチャっと寝よかな。」

...

大輔「そやそやそろそろDVD返す日や。仕事の帰りに寄ってくか。」

ビデオ店員B「いらっしゃいませー！」

(よっしゃ！今日は男や！前借りようと思ったちょっとロリっとるやつもJKのやつもバンバン借りれるやん！)

ビデオ店員B「1週間ですね。ありがとうございます。」

大輔「なんかめっちゃムラムラしてきたわ。何枚も借りて正解かもしれん。これが明日への活力か。」

...

大輔「あっ！今日はDVD返さなあかん日や！ほんま1週間早いなぁ。まぁだいぶ楽しませてもらったし今日もなんかじっくり選んだろかなぁ。」

ビデオ店員A「いらっしゃいませ！」

(おいおいこの前の若い女の子やんけ。ん？よー考えたら今持っとるこのドスケベDVDをあの子に向かって返却せなあかんのやな？後日にしようにも今日でちょうど1週間やし、延長料金払うのもなんか嫌やなぁ。しかもこの作品レンタルビデオ屋の女の子に時間止めてイタズラするやつやし。なんで俺はこんなもん借りたんや。しかもこの黒髪ショートの女優はなんとなくレジの女の子に似とるやんけ。そもそもこの女の子は何で売り場の9割ぐらいがアダルトコーナーのこの店でバイトしとるねん。健全な映画なんか入り口入ってすぐのとこしかないやんけ。)

(はぁ、まあ行くしかないから行くかぁ...)

ビデオ店員A「ご返却ですね！ありがとうございます！」

(相変わらず元気でキラキラしとるなぁ。今日はもう何も借りんと帰ろ。)

...

オヤジ「大輔、今日は晩飯は家で食べるんか？」

大輔「あー、もうそんな時間か。休みで1日ゴロゴロしとったから時間の感覚なかったわ。食べよかな。」

オヤジ「競馬で買ったからお母さんと焼肉行くんやけど来るか？」

大輔「行く行く！」

オヤジ「いつものとこでええな？」

大輔「もちろん！子供の頃から行っとるしな！常連みたいなもんや！」

...

オヤジ「着いたな。ちょうど予約の時間やし入ろか。」

ビデオ店員A「いらっしゃいませー！」

fin