⑦
バシャン
「…ぇ」
トイレの個室に入っていると上から
水が降ってきた。
降ってきた?落ちてきた?え?
こんなベタなことある?
全身はびちょ濡れで…
外からはあははははと女子数人の笑い声が聞こえる。
足音はトイレから遠のいていき
シーンとしたトイレにひとり。
どうしよう、制服も髪も顔も濡れて
これでは教室に帰れない。
とりあえず次の授業が始まるチャイムがなるのを待って、授業が始まってから保健室に行くことにした。
トイレに座って考える。
標的にされてしまったと…
はあ、もうなんかなあ~。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます