俺は全てを知ったっても何も出来ないし、

自分の事も大事だからきっと途中で投げ出してしまう。


それなら知らない振りをして

お前が暗い本を読まなくなるまで傍にいるよ。



ハッピーエンドが読める時が来るまで

傍にいるから。


暗い本なんか読まなくても、安心して

人生を詠める日まで。



だから、ごめんな。














俺も同罪だ。









『壊』end

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