第10話:小説を書くに当たって、本当に大事なこと
皆様お早う御座います、まちかりです。
一日お休みを取ってインターバルを開けましたが、これは自分のためではありません。皆様に考えて頂きたく、休みを取りました。
多くの創作論・評論が出ております。自分もどうやって読者選考を突破して入賞し、書籍化するかという事を考えておりました。
でもダメなんです。このシステムで書籍化しても、自分が望む書籍化からは程遠いことが理解出来てしまいました。
自分の理想とする書籍化は、もちろん本という形になって、書店に積まれ、多くの方に手に取ってもらって読んで頂くことです。それは多くの書き手の方が望むことでしょう。
では、出版する側にその意思が無かったら? 書籍化はします、でもアピールも宣伝活動も告知もしないで、ただ平積みしているだけだったらどうでしょうか?
『この本でつい先日、初めてデビューした人の本』をどうやって売るか?
カクヨムコン6辺りまで遡りました。多くの入賞作が、無償でネット公開されています。そりゃ目にしませんよね。書店に並ぶことなく話題にも上らない作品なんですから。
「〇瀬は天下を取りにいく」
「〇瀬は思った道を行く」
「〇志少女よ、敵を撃て」
新人賞を取って書籍化され、書店に積まれて話題になった作品です。
差がありませんか? グランプリ・大賞・金賞を取ったと言われる作品でも上記三作品と。出版社が作品に懸ける力が違うのです。
もちろん、小説そのものに対する考え方の違いや、向いている方向の違いもあるでしょう。だが、〝本を売る〟と云うことに対しての違いは無いはずです。
一次審査が読者選考でもいいでしょう、二次選考がスコッパーの皆さんでも良いでしょう。しかしそういう体制で、上記のような作品を選ぶことが出来るのでしょうか?
私は公募に傾注します、より面白い本を書き、より多くの方に読んで頂くためにも。そのための結論は敢えて書きません、選択は書き手の皆様の心一つなのですから。
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