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タイトル[最強の核とはツァーリボンバである]
絶望を超越するもの
俺たち2人の男はいつものように
学校の空き部屋で昼飯を食いながら話をしていた。
「最強の核とはツァーリボンバである」
「ツァーリボンバは核じゃなくて水爆ですよね？」
「核も水爆も大して変わらないだろ？」
「核は核分裂で水爆は核融合であり
全くもって違うし威力の方も1000倍くらい違うだろ」
「核融合が完全では無いから放射線を
出すし導火線に普通の核爆発も使うから核だろ」
「それは余りにも暴論がすぎるだろ
確かに今の水爆は汚い水爆とも呼ばれていて放射線を普通に出すが」
「なら水爆は核であると思わないか
それに世間はツァーリボンバを核と呼んでも気が付かないぞ」
「だからと言って現実としてツァーリボンバは水爆じゃろうが」
「世間がツァーリボンバを核と認識しているのであれば
それはツァーリボンバは核であると言うことなんですよわかりますか？」
「ああそれが暴論であることは最も簡単にわかるよ」
「最強の核とはツァーリボンバである・最強の核とはツァーリボンバである
最強の核とはツァーリボンバである・最強の核とはツァーリボンバである
「もしかしてお前は私が認めるまでそうやって言い続けるつもりか？」
「私は帰らせともらう」
そう言って彼は付き合いきれずに帰って行った。
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