三途の川をせき止めて 執筆マニュアル

作品名:三途の川をせき止めて

物語尺:長期(アイディアの続く限り続行可能。短・中期で終わることも可能)

物語構成:単話列挙弱ストーリー型(メインとなる登場人物、背景設定、若干の話の内容に関連性あり。)

作品形式:三途の川まで来た人に生前のことを聞く。話していくうちにかわっていく人。そして、町になじんでいく。

若干のストーリー性を持たせる。

視点:主人公一人称視点

登場人物:主人公、各話で新しく来た人、前話までに出てきた人

背景:死後の世界。三途の川。せき止めて作る町。いつかは崩れる。

保存推奨物:登場人物設定、背景設定、若干のストーリー、物語の方向性、などを保存しておく必要性あり。それまでの流れもきちんと保存しておく必要性あり。

初期構想あらすじ

死者は死後三途の川を渡るらしい。

その三途の川をせき止めて渡れないようにするとどうなるだろう。

それは、死者たちが三途の川の岸で立ち往生することになる。

だんだんとその人数は増えていき、彼らは集団になっていく。

出身、年齢、境遇、死亡動機、全部が全部バラバラな人たちが、一度死んだという共通点だけでだんだんと集団となっていく。

彼らは、三途の川の手前に根付いていく。

どんどんと増えていく人。



死人がすべて落ち着いているとは限らない。

殺された人の憎悪が、病気に対する憎しみが、果たせなかった約束の後悔が、身を引き裂くような悪感情を抱えた人がごまんといるのだ。

彼らは普通ならその感情を抱えたまま一人でやるせなく三途の川を渡っていただろう。

ただ今は違う。

彼らには、その心内をただひたすら聞いてくれる仲間がいる。

同じような経験をした仲間がいる。

励ましてくれる仲間がいる。

その無念は晴れることはないけれどちょっとだけ心を軽くすることはできる。


人生締め終わっても消えなかった、残った、心の重りをちょっとだけ洗い流す、立ち往生から始まる、人間模様の物語。


本あらすじ

※未設定。連載開始時に設定。


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