チラシの裏のキング 執筆マニュアル
作品名:チラシの裏のキング
物語尺:長期(アイディアの続く限り続行可能。長すぎると間延びしてしまう。※短・中期にすることも可能)
物語構成:単話列挙同一登場人物型(登場人物、背景設定は同じ。話の内容の関連性、ストーリーはなし※若干のストーリーがあるとよい)
作品形式:通常進行物語。大筋のストーリーを作成することを推奨。あまり細かい流れを決めると窮屈になってしまうので、その場その場で考えて細かいストーリーは立てるべき。流れのテンプレート、話のテンプレートはない。
視点:主人公一人称視点
登場人物:佐藤二郎、チラシの裏のキング
背景:現代。日常の中の不思議。世の中に影響を与えることのない日常のファンタジー。
保存推奨物:登場人物設定、背景設定、大筋の方向性とストーリー、そこまでの流れを保存しておく必要あり。
初期構想あらすじ
あなたは幼少期、チラシの裏をどうやって使っていたのだろうか。
お絵描きだろうか、落書きだろうか、それとも工作、はたまた紙飛行機、お勉強に使っていたのかもしれない。
あのころ、私たちはチラシの裏に無限大の可能性を感じていたのではないだろうか。
そんな希望の詰まった時期も過ぎ去り、20代後半。
不意にチラシの裏に落書きをした男がいた。名は、佐藤二郎。
するとチラシ裏から渋い声が聞こえてきた。
”二人合わせてどこまでも行ける、主と余なら”
声とともに佐藤の不格好な落書きが立ち上がった。
どうやら佐藤は、チラシの裏に書いたものを動き出させることができるようになったらしい。
ただしそれは、チラシの裏の上でしか動かない。
世の中を変えられるほどの革命ではないが、佐藤の心は満たされていた。
落書きから出た不格好な王様と、日々語り合うことで、佐藤の生活は仕事にプライベートに徐々に徐々に変わっていく。
日常がちょっとだけ豊かになった机の上のファンタジー、不格好な王様と紡いだ親愛の物語。
本あらすじ
※未設定。連載開始時に設定。
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