第5話
今日も早く終わったから、定時に帰れたなぁ。
そんなことを思いながら帰路をたどる。
家につくとそこには、いつも異常に上機嫌な母が居た。
「おかえりなさい。良い話が入ってきたのだけれどね,,,,津島グループの社長さんがあなたとご子息でお見合いをしてもらいたいんですって!」
母が上機嫌で言う。
津島グループとは、トップに立つ企業だ。
色々なことをしている。
服や、飲食物、家みたいな建設系、運送、等々。
大手企業のお子息とお見合いと言ったら、
どんなに怖い人でも、すごくゆるい顔になる。
そんなこんなで、私は、一週間後にお見合いをすることになった。
そのことを晴菜先輩にいった。
私が、望月建設の令嬢だと知っているのは彼女だけだ。
大抵の人なら、接し方がわからないと
怖がるのだが晴菜先輩だけは脳天気に私に接する。
そんな晴菜先輩から
「ええ⁉マジで⁉良かったじゃん!一歩前進!」
と送ってきた。
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