一生の片想い
第22話 一生の片想い プロローグ
「戻ってきたわよー。」と奏が言うとエンジェルが「お帰りなさいませ、奏様、名無し様。お疲れだと思ってコーヒー淹れときましたよ。奏様はいつものでいいですか?」とエンジェルが聞くと奏は「ええ、いつものでお願い。」と言うと「かしこまりました。名無し様は砂糖とミルクいれますか?」と聞かれたので俺は「俺はブッラクで頼む。」と言うと「分かりました」と言いながらエンジェルがコーヒーを持ってきてくれた。「ありがとエンジェル。あとついでに休みも頂戴。」と奏が言うと「仕事があるのでまだ休めないですよ。」とエンジェルが言うと「ケチ、あとどれぐらいきてる?」と奏が言うと「だいたいあと五件ぐらいですかね。なので頑張ってくださいよ。」と「あと五件か、奏そんな顔しないで頑張るぞ。と俺が言うと「そうね、あと五件だし気合い入れるわ。」と奏が言った。 「さあ、奏様、名無し様、そりろそろ仕事に戻りますよ。」とエンジェルが言うと「はいはい、それじゃあ受付の所に行くわよ名無し。」と奏が言ったので俺は「ああ」と返事をした。
「それでは、仕事の任期が近いものからやりますよ。」とエンジェルが言うので俺は「仕事に任期なんかあるんだな。」と言うと奏が「そりゃあるわよ。この世界に居ていい期間が決まっているのよ。この世界に留まっちゃったら次の生に逝けないじゃない、だから悔いを最小限にして逝くか、記憶を消して次の生に逝くかそのどっちかよ。」と奏が言うので俺は「じゃあ何で俺はこの世界に居続けられるんだ?」と聞くと「貴方は記憶がないでしょ、だからよ。」と奏が言うとエンジェルが「それでは魂をお呼びしますのでお待ちください。」とエンジェルが言った。
「こちらが依頼主の月歌さんです。」とエンジェルが言うと「私が月歌です。」と言いながら魂が光っていき、やがて一人の少女になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます