Myロード

@Yoshida_yurei

これは独りの魂と独りの少女が生前悔いを残した魂を次の生に旅立たせる話し。

「おーい、何時まで寝てるのよ、いい加減起きなさいよ。」何処から女の子ような温かいそんな声がした。

目を開けると何もない白い世界。声がした方を見ると一人女の子が居た。少女の方を向きながら「ここは何処？」と声を漏らした。

「ここは死後の世界、生前に悔いを残した魂に選択をさせ、次の生に向かわせるそんな場所よ。」と少女は意味の分からないことを言った。　「まてここが死後の世界なわけないだろ、だって俺は今君と喋って居るじゃないか？」少女の見た目は普通の女の子なのにこの世界が死後の世界だと到底思えなかった。

「ああもう面倒さいわね、ほらこれが今の貴方よ」そうゆうと白いまるで魂のようなのが浮いていた「おいこれじゃあ魂じゃないか？」「ええ、そうよこれが今の貴方、でどうする？　貴方には選択肢がある。一つ目何も無かったかのように次の生に逝くか、二つ目悔いを前世に行き悔いを最小限にして次の生に逝くか、三つ目私と悔いのある魂を一緒に前世に行き成仏させるか。どれが良い？」そんなことを言われても何がなんだか分からなかった。