第45話
「たった1日だけ。その3人が顔を合わした日‥争いはなくなった。音も消えたんじゃないかと言われたほど、静まり返っていたそうだ」
「それで?3人がただ会っただけで終わりなわけねぇよな?」
かなり大物の3人が集まったんだ。何もなかったわけがねぇ。百合の冷え切った手を握り、俺自身もなんとか平然を保つように百合で落ち着けていた。
「3人が話し合い出した結果は、ある門を先に潜り抜けた者がこの国を統一するというものだったんだ」
「門‥?」
まさか‥
嘘だろ?
部屋の空気はより一層張り詰めたものとなり、俺の鼓動は激しく音を立てていた。
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