第132話
「よぉ」
じいさんとは違う声にハッとすれば
「てめぇ…!!!」
護衛もつけていない、たった一人俺に向かって歩いてくる
「白城!!!」
透と秋も外に出てくればすぐさま俺の前へとついた。
「場所を特定したので知らせに来れば…いいタイミングだったみたいですね」
透が背中越しそう話せば
「フッ、流石だな。ほんの2時間。よく分かったな。どこの業者も通さないで新しい本拠地を用意したんだが」
軽口を叩くかのように笑みを浮かべ、ゆっくり拍手をするように俺らの目の前まで歩いてくれば
「でも、2時間あれば姫は抱きつぶせるぞ」
バキッ!!!
言い終わるのが早いか俺の手が早かったか。透と秋を追い越し俺の右手は白城の顔面を潰していた。
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