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マコンドをいちから開拓したと自負するホセ・アルカディオ・ブエンディアは、当然のように政府から任命された町長、ドン・アポリナル・モコステに反発した。マコンドに政府の介入は必要ないと宣言し、一度は町長をマコンドから追い出すが、ドン・アポリナル・モコステはあきらめず、今度は妻子を連れてマコンドに戻ってくる。

家族のいる前で相手を辱めるのは男のすることではないと考えたホセ・アルカディオ・ブエンディアは、条件付きで町長がマコンドに居住することを認める。一方、父親と共に町長と交渉にきたアウレリャノは、親子ほども年齢のちがうドン・アポリナル・モコステの娘、レメディオスに心を奪われてしまう。