第4章

学校の別館

第6話

私の通っていた学校に少し古い別館がありました



そこは、あまり使われていなかった



私と友達は、そこを毎日のように出入りしていました




別館の二階の教室は一人で居ても大丈夫だけど、



一階の教室は一人で居たくないような異様な雰囲気だった




ある日、別館一階の教室で、友達と写真を撮ることになった



私は気がのらなかった




一人は写真撮り、私と他の友達は写真を撮って貰うことにした



「あれっ?撮れない?」



「冗談でしょー」と、もう一人の友達が撮ってくれた



「撮れたじゃん」と、その友達は笑ったけど…



突然、笑顔が消えた



「キャー」



「何?」「何?」「どうしたの?」



その撮った写真を見たら



そこにはオーブが沢山、写っていました



私達は、その教室から急いで逃げました




それから、別館には二度と行かなくなりました





私達が卒業してから、別館は取り壊さられ



校舎も全部、新しく変わっていました

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