私が小説を書く理由

一色雅美

第1話 アニメ『転生したらスライムだった件』との出会い

 私は小説という媒体が好きになってから今日で六年ほどの月日が経ちました。その間に音楽やイラスト、ゲームに学問と興味のそそることは他にたくさん見てきましたし、体験してきました。けれど、小説を書くという行為を辞めることはしませんでした。その理由を時系列を追ってお話致します。

 

 年齢がバレてしまいますが、私が初めて小説にハマったのは中学二年生の時のことです。それまで、私は小説を朝の読書の時間にいくらか読んできましたが、特別ハマるということをしませんでした。きっかけは二年生の春、転生したらスライムだった件のアニメを見たことにあります。


 当時の私は、アニメもゲームも音楽も漫画も殆ど知らないと言っていいほど娯楽に無知でした。何をしていたかと言えば、カードゲームとテニスです。そんな生活の中で、たまたま発見した転スラは私にとって最高の娯楽でした。

 私は転スラの一期のアニメをすべて見終えると、すぐにユーチューブで考察動画や強さンキングなどを見て回りました。そんな中で、転スラのWeb小説があることを発見しました。私はすぐにWeb小説に飛びつきました。その時、文字ばかりでつまらないとか、小説という媒体に対するそのような嫌悪感情は一切なく、ただ転スラの続きが知りたい、その一心でした。

 私は一週間程度でWeb版の転スラを読んでしまいました。

 その後、転スラに書籍版が在るという情報を手にしました。なんと書籍とWebでは内容が異なっているというのです。

 私はすぐに書籍一巻から当時出ていた最新刊までのすべてを購入しました。溜めていたお小遣いのすべてをそこで消費した記憶があります。

 それ以降、私は転スラのファンとなり、その一年は好きな小説やアニメ、漫画を聞かれれば大声で転スラと答えてたのを覚えています。

 私は転スラを知ったことで、アニメを見るようになり、Web小説とライトノベルを読むようになりました。また、アニソンも聞くようになり、今思えば私の娯楽文化の大半がそこからスタートしているような気がします。


 ちなみに、私が初めで覚えた作家の名前は「伏瀬」です。

 

 

 

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