第2話

わたしは優等生として生きてきた。

いつも先生から友達から頼られる存在で、

勉強もスポーツも、文武両道でこなした。

出来ないことを作らないように、そうやって

生きてきたからかな。

誰にも頼らない人になってしまった。


いつも笑ってる、笑顔が絶えない人っていう印象で小学校、中学校を過ごし、いつしか、笑わないといけないと思うようになった。


成績も悪くても、そこまで何も言われない。でも、態度や、雰囲気で伝わってくるんです。

なんで出来ないの?とか色んな怒りの感情が。


居場所がなかったんですよね。

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