第13話 転校生騒動

「ミナサンコンニチハ。ワタシ、【ジャック・セントリア・一条】トイイマス。」

――ソシテ、カシワギエイトサンノニナルノデヨロシクオネガイシマスネ。」




クラスが静かになり、固まった。




そして、闇から生還した勇者のようになった俺は、『いきなり死ね!!』と言われたぐらいに驚いている。

そして俺はこういった。

















「・・・は?」











俺の言葉でクラスが復活した。...ギルトでも呼ぼうか?

「「「「「「「はああああああ〜!?(怒りも添えて)」」」」」」」


「何だよ柏木!!お前婚約者いたのかよ!?」


「殺す殺す」


「ワロスワロス」


「男子諸君!!夜中二時に藁人形を持って集合だ!!無論柏木エイトを抜いてな!!」



「・・・はっ、いやいやちょっと待て!!」

お前らやりすぎだろ!?

最初のやつ、俺も知らんかったよ!!

2番目のやつ、なんで殺意高いんだよ!!

3番目...何言ってんの??

最後のやつ、俺を呪おうとするな!?

はあ、はあ、アンケートに答えた気分だ。



「「「「「「あ゙”(怒)?」」」」」」」



とにかく一言。

「俺に婚約者がいるなんて知らないぞ!?」


「出た、定番セリフ」


「これだから主人公は...殺す」



「俺は無罪だ〜!!」



「ほらほら落ち着け」

落ち着けるか!!この状況でよく落ち着いて...いや、女子もやけに落ち着いているな?何だ?


「おいおい、こいつ男だぞ」

「「「「「「「は?」」」」」」」


よくよく見てみると...おやおや、男子っぽく見えてきましたね?

「「「「「「「...チッ」」」」」」」


なんでそこで舌打ちする?


「・・・サッキイッタコトハウソデスガ、ホントウニナレバヨイトオモッテマス」

「ついでに言うが、こいつは心が乙女だからな」


「キャッ」


「「「「「「「・・・(やっぱ殺すか...)」」」」」」」


「では席は...柏木の隣でいいな!!」

「なんでえ!?」

「仲良くしろよ〜(笑)」

くっそ面白がっていやがる!!


そして、一条が座るとこう言った。

「カシワギクン、コレカラスエナガクヨロシクオネガイシマス」

俺はそれを笑顔で――


「その前に話し合おうか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「まず君は誰なんだい?」

「ジコショウカイデハナシタトオリデス」


「なんで俺を好きになった?」

「ワタシノコトヲウツクシイトイッテクレタトキデス」


??……ああ、自転車にぶつかったときか。あれ、でもそのときは微妙に男だったような??


「ウツクシイトイッテクレタアナタニホレテシマイマシタ。オツキアイシテクダサイ!!」



「・・・」

女子に好かれるのは良いんだよ。男子に好かれるのはどうしよう(汗)。





help me!!


―――――――――――――

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