第4話 先輩

「さて、そろそろ部活に行くか」

「おう」

「…」

俺達は、マンガ・小説・アニメ研究会(ヲタ会)に所属している。

その名の通り、いろいろな漫画やアニメ・小説で盛り上がっている。

ヲタ会の部室を開けると、

「来たか後輩」

「うげぇ」

「…」

先輩がもういた。

・・・それも三人も。

一人目は鈴木英里すずきえいり。最初の偉そうな言葉を発した人である。あと部長。

二人目は斎藤木乃香さいとうこのか。俺達を見て拒絶の反応を示した先輩だ。一応副部長。

3人目は八雲海莉やくもかいり。無言の先輩だ。そして、この八雲零やくもれいの姉だ。

「”うげぇ”はないですよ、先輩。拒絶されたらこの部辞めますからね。」

「ちょっとそれは辞めて!」

今、ヲタ会は、猛烈的に人数が足りない。この学校の文化部は8人いないとだめなのである。二年の先輩がいなくて(なんで?)、3年と1年の会になっている。しかも、俺達六人。これでは、ヲタ会を続けられない。

「まあ茶番は置いといて」

本気マジでやめて(圧)」

「はい、すみませんでした!(涙)」

「じゃあ、今回はこのアニメについて語っていくよじゃあまず私から....

以上!」

フガッ。あれ?どれくらい経ってた?

「あら、もう下校時刻ね。じゃあ今日は解散!また明日!」

あれれ、いつの間に終わった?もしかして部長だけで終わってた?相変わらず話が長いもんだな

「瑛人、そろそろ帰るぞ」

「…」

「おう!」

今日も平凡で、普通の日々が過ぎていくのであった…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「今日の瑛人、思いっきり寝てたね」

「「わかる」」

「でもそこが」

「「「かわいい!」」」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

そろそろ殺さね?コイツ?ギルティだよな?

...自分で書いていて虚しい(涙)

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