第35話

それから、私の退院がやって来て、和也が迎えに来てくれた。

「大丈夫か?」

私は頷いた。


車に乗り和也の運転で「俺、てっぺん取ったからな。」


「おめでとう。」


「沙織のお陰だよ。俺のことを守ってくれたから…助けられなくて、ごめん。家へ帰る前に、何処か行きたい所あるか?」


「景色が見たい。」


「分かった。」


景色を見に連れってくれた。

外の空気いいなぁ…最高。

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