第32話

今日は"シャーウッド"はお休み。




いつもの日課、皆で朝ご飯も済ませ、皆をがっこうに送り出してあたしは二度寝を貪っていた。




爆睡。




「こらぁぁっ!!若者がこんないい天気に二度寝とは何事かぁぁっ!!」



「………………」



爆睡!!



ゴスッッ!!



「!!??」



「起きんかい…ごるぁっ」


頭に強い衝撃の後、布団を剥ぎ取られた。



「????り…凛さん?」



凛さんが居た。



何故か、仁王立ちで殺気立ってるんですけど!?



頭がボーッとして働かず…。




「ほらほら、起きて!!」



「ウホッッ!?」




ゴリラかっっ!!



と、自分自身にツッコみを入れている内に立たされ、あれよあれよという間にリビングに連れて行かれる。





笑ってますね?

凛さん…。


めっさ、震えてますよ?



入ったリビングはいつものリビング……のはずだった。



ある一点を除いては…。

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