第365話 派手


 さて、さて。

 みんなが頑張ってる様子を、みちゃろう。


 私は全知全能インターネットを通して、ゲータ・ニィガに散らばっている、眷属たちの様子を見やる。


『うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん! おれは、やるぜーーーーーーーーーーーーー!』


 ふぇる太が、大地をかけている。すさまじい速さで、魔物が駆られていく……!


『うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん! あたしもやるわああああああああああああああああああ!』


 ふぇる子もまた、兄同様に、魔物をなぎ倒しながら、草原をかけていく。


『……はぁ。兄さん姉さん。もう少し、丁寧にやって』


 末っ子ふぇる美が、麒麟きりんの倫太郎とともに、彼らのあとを走る。

 すると壊れた地面が再生していった。


「あれ、あの子ら再生能力持ってたっけ?」

麒麟きりんには、走った後に草花が生えるという能力があります』


 なーる……。

 しかしみんな派手に走るなぁ。

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