第19話 皆無のファッションセンス

さあさあ鬼頭院さんから自分で着る服を決めろと言われたがどうしようか?前世の記憶では僕は基本的にマネキンに着せられているのをまんま買って着るタイプだ。

適当に服を取り着替える、カツラもあるがなくてもいいだろう。

シャーー


「これでどう「ダメだ」か?えっ?」

「シンプルに言うとするのならば色の配色だ。季節はハロウィンか?流石に紫とオレンジの配色はないぞ」

「マジすか」

「マジだ、ハロウィンならまだしも春に着る服装じゃない。もう一回着替えろ」


シャーー

ハロウィンぽいかー。まあランダムに取ればそのうち合格できるだろう。

なんとなくで明るい赤い服と暗い青色のスカートを着る。なんだかんだ言って初めてのスカートデビュー。

シャーー


「これで「却下」うえ?…どこがでしょうか?」

「あまりにコントラストが強すぎる、視覚的に落ち着きを与えないからだ。そこまで落ち込むな最初なんてそんなものだ。私だって母から2年もダメだしをくらい続けた。大切なのは続けることだ」


鬼頭院さん…めっちゃありがたいこと言ってくれるのは嬉しいけど、こんなしょうもないことで少し恥ずかしい。

そこからは10回以上ダメ出しをくらう、個人的にかなり時間をかけている。

どうしたら違和感がないと言われるだろう?

!閃いた別に自分で考えなくても幼稚園でみんなが着ていた服装にすればダメだしはされないだろう。そうと決まれば服を探す。

ロングの金髪のカツラ、ドレスを着る

シャーー


「これでどうですか?」

「うーん」


おっ!初めて鬼頭院さんがすぐにダメと言わず悩んでいる。今回はもしかすると合格できるかもしれない。


「別にいいが2つ言うことがある。1つ目はその服装だと走ったりできないから、公園にいく時はダメだ。そして2つ目…自分で考えてないだろ」


ぇ…バレたどうしてバレるんだ?


「どうしてそう思うの?」

「私はその格好を見た覚えがあるからな……そうだ北玄財閥のご令嬢の格好と似ているんだ」


そうだった鬼頭院さんって警護するために幼稚園来てるんだ…バレたらしょうがない、カーテンに手をかける

シャーー

逃げるしかない、しかし本当にどうしようか…よし初心に帰って考えよう。っ!思えば別にレディースの中でメンズに近いものを着ればいいだけじゃないか。

黒のカツラ、綿100%の白のTシャツにジーンズのズボンを履く。

シャーー


「これでどうですか?」


鬼頭院さんにじっくりと見られる合格か不合格か。


「よし、それでなら外に出ていいぞ」


シャーやっと終われる。服を決めるのに1時間もかかってしまったが公園に行こう。


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書いた自分が言うのもなんだけどあんま面白くないな今回の話。やっぱテスト前日に2時間で書いたのがいけないか。

あとカクヨムコン中なのに応募してないこの作品をわざわざ見てるくれる人ありがとうございます。

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