第6話 誕生日1

引っ越してから半年誕生日がやってきた、家には院長の綾小路さん看護師の桃山さん隣の家のシャルさんと杏奈ちゃん、伊吹山さんが家のリビングに集まっている。

それぞれラッピングされたプレゼントを持ち寄っている、大きなホールケーキをお母さんが運んでくる。蝋燭をが1本刺されて火が灯る。みんなが誕生日の日に歌う歌を歌い始める。


「「「「「Pーーーーーーーーーーー(著作権上の理由でカット)」」」」」 


息を吹きかけて火を消す。


「「「「「未来くん誕生日ーおめでと〜」」」」」

パッァ〜ン パッァ〜ン


お母さんと伊吹山さんがクラッカーを鳴らす。


「あれがと〜」


ケーキを切り分ける杏奈ちゃんと自分は1人で食べきれないのでお母さんそれぞれと同じのを食べる。ケーキは甘く美味しかった。次はプレゼントタイム、


「まずは私ね」


綾小路さんがかなり大きめのプレゼントをおく、さすがにないと思うがゲーム機が中に入っていてもおかしくなくらいの大きさだ。お母さんに手伝ってもらいラッピングを丁寧に剥がす中から出てきたのは『君も今から画伯、高級500色クレヨン』が出てきた。

フリガナがない漢字が使われている時点で間違いなく子どもようのものじゃない。そもそも絵を描くとき色を特にこだわるわけじゃないから正直500色も全部使える気がしない、中身を見ていると何があるのか載っている。

色相環を360当分した360色。東雲色、小豆色、鴨は羽色などの伝統色計90色。ガーネット、アクアマリン、銀金プラチナブロンドの宝石などのキラキラした色50色が入ったクレヨンのセットのようだ。


「あひがとうございます」


笑顔でお礼したらいきなり気絶してしまった。僕何かやっちゃいましたか?


「じゃあ次は私ね」


桃山さんもそれなりに大きな複数持ってきた。


「これらは未来くんが関わった看護師がみんなで出し合ったりしたの」


ラッピングを丁寧に剥がす。中から出てきたのは左から『にほんのむかしのおはなし』『世界せかいむかしのおはなし』『世界せかい童話どうわのおはなし』その他絵本。量が多すぎて全部開封するのに5分かかった。

『にほんのむかしのおはなし』『世界せかいむかしのおはなし』の作品を一つ見て見る。


『むかしむかしあるところにおじーさんとおばーさんがいました。

あるおじいさんはいえでねておばあさんがかわにせんたくしているとなのとなんとおおきなももがながれてきました。

いえにおばーさんはももをもちかえりおじーさんとたべると。なんとなんと、おばーさんのはだがみずみずしくピーチピチの美人びじん、おじーさんはぶくぶくのおなかはスラットして、100ねんにいちどのイケメンになりました。

2はセックスとあいし。どもがうまれました。子に桃太郎モモタロウとなづけました。

桃太郎モモタロウはすくすくそだちました。桃太郎モモタロウおおきくなり、

「ママぼく、つれさられたおとこをとりもどすためにおにをたおすよ」

といいたびにでます。桃太郎モモタロウは、たびでイヌ、キジ、サルのコスプレをしたちじょがでてきた。

「「「精子せいしをくれ〜」」」

そしてセックスをする。ちじょは桃太郎モモタロウにはへなちょこだとおもった。

しかし、桃太郎モモタロウ絶倫太郎ゼツリンタロウとよばれている。

だが、4Pはきびしかった。そこで桃太郎モモタロウはおばーさんからもらった精力団子せいりょくだんごをたべアヘがおダブルピースをちじょたちにきめさせた。

3人をおともにした桃太郎モモタロウ鬼ヶ島おにがしまにのりこんだ。

10体鬼おにがでて

「セックスしろー」

ときたので桃太郎モモタロウ精力団子せいりょくだんごをすべてたべせはらませる気持きもちで、アヘがおダブルピースになるほどセックスしました。

そのあと、おとこをにがしおにとちじょをつまにしてハーレムをつくり。たくさんのませました。

めでたしめでたし』


貞操逆転世界ならではの昔話だ。残りの2冊も一気に読む気が失せた。


「ありがちょ〜」

「キャワッィィィィ〜⤴︎」 バタッ


あんたもか。いい加減にせい。

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